スカバンburn!!〜夢〜 -185- “最後”に、無理矢理繋げる2つの“夢”

きゃしー 2011-03-30投稿
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翼「なんとかする…って?…どうやって…」

すっかり秋奈の勢いに圧されている翼。一方秋奈は相変わらず強気な目で翼を見つめ宣言した

秋「うち…いつか絶対に…ノブ君の彼女になってみせる!」

翼拓伸美「・・・(゚ロ゚)」

突然の秋奈の宣言に言葉がでない4人

秋「うちがノブ君の彼女になって浮気なんか絶対させない!これでどうよ!」

翼「いや…どうよって言われましても…」

翼は病室の隅につっ立っていた伸昭に目を向けた

伸「…」

翼「軽男、お前自身はどうやねん?」

伸昭は一息おくと、ゆっくり翼に近づき頭を下げた

伸「…俺をベーシストとしてバンドのメンバーに入れて下さい!」

翼「…」

伸「俺も…お前みたいに音楽で生きていきたいと思ってる。だから、俺と同じ場所目指すお前のバンドで俺はベースが弾きたい。それに…俺はお前の可能性を信じてる」

拓「…伸昭」

美「…」

秋「…」

翼「…やるからには俺はベースのレベルも高く要求するからな」

顔をあげた伸昭。その顔を見て翼が笑う

翼「ふん、まあせいぜいバンドから追い出されんように頑張れよ、伸昭」

伸「…俺の実力見たでしょ?当たり前や、任せろ…翼」

2人は拳をつきあわせ笑った

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