翼「なんとかする…って?…どうやって…」
すっかり秋奈の勢いに圧されている翼。一方秋奈は相変わらず強気な目で翼を見つめ宣言した
秋「うち…いつか絶対に…ノブ君の彼女になってみせる!」
翼拓伸美「・・・(゚ロ゚)」
突然の秋奈の宣言に言葉がでない4人
秋「うちがノブ君の彼女になって浮気なんか絶対させない!これでどうよ!」
翼「いや…どうよって言われましても…」
翼は病室の隅につっ立っていた伸昭に目を向けた
伸「…」
翼「軽男、お前自身はどうやねん?」
伸昭は一息おくと、ゆっくり翼に近づき頭を下げた
伸「…俺をベーシストとしてバンドのメンバーに入れて下さい!」
翼「…」
伸「俺も…お前みたいに音楽で生きていきたいと思ってる。だから、俺と同じ場所目指すお前のバンドで俺はベースが弾きたい。それに…俺はお前の可能性を信じてる」
拓「…伸昭」
美「…」
秋「…」
翼「…やるからには俺はベースのレベルも高く要求するからな」
顔をあげた伸昭。その顔を見て翼が笑う
翼「ふん、まあせいぜいバンドから追い出されんように頑張れよ、伸昭」
伸「…俺の実力見たでしょ?当たり前や、任せろ…翼」
2人は拳をつきあわせ笑った