受験終わった\(^O^)/
卒業式終わった\(^O^)/高校合格\(^O^)/
そして、明日は鈴木と初デート\(^O^)/
なに来て行こうかな♪
ワンピース、スカート、パーカー♪
母『何してんの…?』
お母さんは、部屋に服を並べる私を不思議に見ている。
るな『え…明日出掛けるから、服を選んでるの!』
母『へー…。いっつも適当なのに?』
るな『あっ明日はね、重要なの!!!!』
母『あ〜彼氏とデートとか!』
るな『うん!』
しまった。言ってしまった。母『へー。』
反応が薄いな。
お母さんは卒アルを持ってきた。
個人写真のページを開いてる。
母『るなるな!どのこ!?』るな『さあね。』
母『わかった!黒沢君だ!幼なじみだしね!』
るな『違うし。』
母『んじゃ、菊池君?』
るな『違うし。』
母『じゃあ、どれよ。』
私は鈴木を指差した。
母『へー。この子!変態そうだね!』
なんなんだよ。
母『じゃあ、この子とるなを取り合いした子は?』
るな『なんで知ってるの!?』
母『黒沢君と菊池君が言ってたよ。』
あの二人、余計な事を…。
母『それで、もう一人は?』私は森山を指差した。
母『森山直久…。』
るな『どうかしたの?』
母『こっちの方がカッコいいよ!』
るな『やだよ。』
お母さん…意味不明だ。
母『あ、明日出掛けるのはいいけど、5時には帰って来て。』
るな『は?なんで?』
母『再婚相手の人くるから!』
るな『はぁ!?』
母『るなの新しいお兄ちゃんも。』
るな『もっと早く言ってよ!』
母『しばらく前には決まってたんだけど、るなは鈴木君の事を考えてみたいだし、最近は受験だったじゃん!』
るな『はぁ。』
急すぎる…