るな『鷹弥。降ろして。』
私と鷹弥は家の前まで来た。
鷹弥『はい。』
るな『あがってく。』
鷹弥『うん!わーるなん家だぁー!』
私はドアを開けた。
るな『ただいまー!』
鷹弥『お邪魔します。』
居間に行った。
るな『お母さん、居ないのー?』
なんか、誰かテレビ見てるし。後ろ向きで顔が見えないけど。
あ!新しいお兄ちゃんか。
『お母さん、買い物だよ。』るな『そうなんだー。』
普通に会話デキターー。
あれ、なんか聞いたことある声だ。
鷹弥『森山…?』
るな『へ…?』
彼が振り向いた。森山だ。
『残念。ハズレだ。今日から谷田川るなの兄。谷田川直久だ!』
るな『えー!?何で、森山が新しいお兄ちゃんなの!?』直久『親が再婚するから。』
鷹弥『ちょっと待てー!!お前がるなのお兄ちゃんなんて許せないぞ俺!!』
直久『妹の彼氏がお前の方が許せねぇよ!!』
頭が混乱する。
谷田川るな。
兄が谷田川直久!?
鷹弥『あ゙!?うるっせーな!るなにふられたくせに。』直久『気軽にるなとかよんでんじゃねぇよ!』
なんか喧嘩が始まったし。るな『すとっぷー!!!!』