わーわー泣く私に二人とも困っている。
直久『頼むから泣かないでよ!』
鷹弥『喧嘩しないから!』直久『仲良くするから!』鷹弥『するから!』
るな『いいよー。』
私は泣き止んだ。
二人ともほっとしている。直久『んじゃ、俺菊池ん家にゲーム借りに行く約束してるから。』
直久が立ち上がった。
るな『行ってらっしゃ〜い。』
鷹弥『いってらぁ〜。』
直久『お前は帰んねぇのか?』
るな『えー。鷹弥が居たっていいじゃない。』
直久『あーそう。』
この人…やっぱり意味不明だな。
鷹弥『行ってらっしゃい、お兄様。』
るな『お兄ちゃん、行ってらっしゃい。』
直久は不思議そうに私と鷹弥を見る。
直久『あーお前らさ、』
鷹弥『なんでしょう?お兄様。』
直久『エッチすんのか?』るな『はぁ!?』
何を言い出すのよ!
バカ!
鷹弥『していいんですか!?』
馬鹿が二人。
直久『しないの?るなの部屋で。』
鷹弥『します。』
ラジャーって感じのポーズしてるし。
るな『もぅ!さっさと出掛ければいいじゃない!』
直久はあっかんべーしてから出かけた。