この街をでるために少年探しをすることになったリク達
男1
「とりあえず見つけたら私達を呼んでください。おねがいします。」
リク
「わかった」
そう言って男達は去っていった
リリス
「まずどこを探しましょうか?」
リク
「まず少年の家に行って手がかりを探そう。」
こうして少年の家にむかう事にした
少年の家はとても古びてどこか懐かしい感じのする家だった
リリス
「なにか手がかりがないか探しましょう」
机や棚などを探していると棚の上に一つ写真があった
そこにはその少年と父親のような人が写っていたリク
「父親がいたようだな。なら父親に聞きにいこう」
そこに男が入ってきた
男
「その父親は二年前に亡くなっていますよ」
リク
「亡くなってる?」
男
「死んでたんですよ、この家の前で。」
その男によると父親は二年前、家の前で殺され、殺した犯人もその理由も未だに解明されていないらしい
リリス
「あなたはなぜそんな事を?」
男
「わたしはこの隣に住んでるんです。昔はルカがよく私の家にやってきて私の子供と遊んでくれたりしました。」
リク
「ルカ?この家の少年の名前ですか?」
男
「そうですよ。ルカはとても心優しい少年でした。でも父親が殺されてから行方知れずになってしまって……」
男は悲しげな表情だったリク
「この写真の場所は?」男
「そこはアドニスの森だと思いますよ。ルカはよく父親とふたりでそこに虫取りに行ってました。でも今はそこは魔物がでるため立ち入り禁止なんです。」
リク
「そこに魔物が出たのいつからですか?」
男
「ルカが行方知れずになってから1ヶ月後だとおもいますよ。」
リクはそれをきいてこの家をあとにした
リリス
「何か手がかりを見つけたんですか?」
リク
「ルカが消えてから1ヶ月後にいきなり魔物が現れるのは変だ。なんかの関係があるかも知れない。」
こうして2人はアドニスの森に行く事にした