光「あ!で、でも、これからお互いもっと忙しくなっても頑張ろうね!慶太郎!」
慶「…うん」
暗くしてしまった空気を少しでも変えようと、光希はなるべくつとめて明るい声を出そうとした。しかし相変わらず慶太郎は気難しい顔をしたままで、光希はさっき言ったことを後悔した
慶「…」
光「…」
慶「…なあ、光希」
光「…?」
慶「いつか…光希がピアノ弾くのにも疲れてもう満足したって思える日がきたら、その時は一緒に暮らそう?」
光「…え?」
驚いて顔をあげる光希
慶「俺はいつでも待ってるから」
振り返った慶太郎は笑っていた。光希も同じように笑った
光「じゃあ…ずいぶん先のことになりそうやな」
慶「ふっ…そうやな。でも、光希以外の人間が俺の隣にいることはないから」
光「本当に?」
慶「うん。だから、光希…」
美翼「みぃ〜つけた〜!」
慶光「!」
2人が振り返るともちろんあの2人が…
翼「え〜慶太郎は“寝すぎやろ!罪”で逮捕!みっきーは……まあ…いいや、“ついで罪”で逮捕!!」
慶「寝すぎ…(-_-)」
光「ついで(-_-;?」
美「さっきからなんなの(-_-;その罪」
翼「うるさい!とにかくお前ら逮捕じゃあ〜!!」