ラブほっぺ 37 〜エピソード4、開け!みーくんの恋心!第6話〜

るー6 2011-04-27投稿
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2年1組。
3月になり、桜の季節がやってきた。
「おはよう、高橋くん。」葵はさっそうと登校してきた。
いつもと変わらずにみーくんも、「おはよう」って言った。
すると有馬が隣で「おはよウナギ」だろ!ってツッコミが入る。
いつもと、変わらずに…。放課後、有馬が部活なしだったので、葵とみーくんと有馬3人で帰ることにした。
「みーくん、気持ちは落ち着いてきた?」
「うん、まぁね…。」
有馬も、支えてくれる。喜びに満ちていた、まさにその時、
前方から、3人に見覚えのある顔が近づいてきた。
…愛理…だ。
向こうも、わざと3人に近づくため、ここにたどり着いたのかもしれない。
三年のブランクが蘇る。
「高橋くん。お久しぶり。」
愛理は、怖いほど優しく、笑った。
みーくんは、目をつむってじっとしている。
「高橋くんに、よく酷い事したね。」
葵は、愛理に近づいた。
「あら、いい人ぶるの?あの時は黙って見ていたのに。」
「その言い方ねぇだろ。それよりみーくんは今、立ち直ろうとしているんだ。邪魔をするな。」
有馬の言葉にも、愛理は聞く耳を持たなかった。

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