腹切りやぐら3

あーたん  2006-09-11投稿
閲覧数[733] 良い投票[1] 悪い投票[0]

それから三日後。その子は流産した。どうせおろすカラとは言ってたもののやっぱり流産はショックがでかかったみたいでしばらく落ち込みっぱなしだった。それから一ヶ月たった頃、その子もだいぶ元気を取り戻していた。私達は学校の体育でランニングをしていた。するとあの子が『何か体重いんだけど??』といいだした。以前の流産の事もあり私は心配になったのでその子を座らせて一人でランニングすることにした。走ってるうちにどんどんあの子が離れていく。そして少し離れた所からなんとなくその子の足を見た。すると何かがくっついています。走っているウチにまたその子に近づいて改めてまた足をみて私は本当にビックリした!足に赤ちゃんがしがみついていたんです。私はそれをその子に伝えようとしましたが、赤ちゃんの顔がなんとなく『言わないで!お母さんから離さないで』という感じの表情をしていたので私は伝えませんでした。彼女は今だにその事を知りません。でもまだフッとした瞬間にその赤ちゃんが見えるんです。伝えた方がよかったでしょうか。。。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 あーたん 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]
カールもストレートも自由
2980円で楽々セット!


▲ページトップ