「空にぃ…。」
レイナは深く反省した。
「でも、妥協しているのなら、もう、終わり。」
「…。」
そう言って、空にぃは去ろうとした。その時レイナは、なぜか胸の奥がムシャクシャした。
「話したいことがあるの。明日の夜7時に…私の家に来て。」
レイナは、これが最後のチャンスだと思い、空にぃに迫った。
「私の家に来たらびっくりすると思う。そこで私の全てを話す。」
「…。」
「どうしますか?空さま。」
家来Fが迫る。
「…分かった。」
空にぃは、少し照れ臭そうに帰っていった。
「ちょっとレイナ!これでいいの?家に呼んじゃうなんて…。」
「これが最後のチャンスだと思う。全てを伝えるのだから。」