リピーター

醤油バター 2011-05-10投稿
閲覧数[412] 良い投票[0] 悪い投票[0]

射手!

射座まで前へ!

射撃用意!

打て!


バーンバーン…




俺はしがない自衛官…


今日も訓練…

明日も訓練…



毎日毎日つまらない単調な暮らし…

そして今日は射撃の訓練だ…



射撃の下手くそな俺にはとても嫌いな訓練の1つだ。



『次は俺の番か…』


いつもの様に射撃位置につき、引き金に指をかける。


打て!の合図で引き金を引こうとしたその時…



バーン!!




突然自分の持ってる銃が暴発した。



顔や体が燃えるように熱い…


俺はこのまま死ぬんだなぁ…

なんて考えながら悶えているとまわりから声が聞こえる。



『大丈夫か!?』


大丈夫な訳ないだろ…

身体中血だらけで悶えてる人間を見てどうみたら大丈夫に見えるんだ。


と思っていると…



頭の中に中学時代の思い出が浮かんできた。




あぁ…

これが走馬灯ってやつなのか…


と思っているうちに目の前が真っ暗になった…



あぁ…死んだな。
人間って本当に簡単に死ぬんだな。



と思っていた…





続く



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「醤油バター」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ