スカバンburn!!-204- 光 希 へ 〜バンド〜

きゃしー 2011-05-12投稿
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「もー伸昭!さっきちょっと怒ってたでしょ?!ファンがいる前であんま怖い顔しないでよ」

車に乗り込むと運転席からマネージャーが愚痴をこぼした

伸「だって俺はベーシストやもん」

「頼むよー!今、バンドがまあ売れてんのは君の人気あってこそなんだから」

伸「はいはい。だからこんなにうまく笑ってんでしょ?もういいから早くスタジオ行ってよ」

「わかってるけど、多分また作業進んでないよ。またあの2人が喧嘩だってちひろから連絡あった」

伸「…またかよ」


―――レコーディングスタジオ

翼「だぁかぁらっ!絶対こっちがいいって!!」

拓「いや、俺は反対や!」

翼「わからずや!!ちひろ!お前はどうやねん?!」

ち「えー…僕はわかんないよ〜」

伸「なあまだその曲の構成決まらんの?」

スタジオに到着した伸昭が姿を現した

ち「ノブ!」

「伸昭〜あの2人なんとかしてよ。これじゃなかなか録れない」

呆れ顔のプロデューサー

伸「はあ…何?どういうのでもめてんの?」

翼「この曲のこの部分、俺はもっと派手にしたいねんけど、拓朗が自然な流れでいくべきやって言うねん!で、ちぃた!お前どうやねん!」

ち「え〜、僕はどっちも好きだし…」

拓翼「どっちかはっきりしろ!!」

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