『私はシルニー国の姫の奈海。私の国はお母様と私それに親違いの理緒お姉様の3人しか女が居ないの!!
だから養子を貰うしかないのけど養子は4年かかって理緒お姉様のたった1人。
だから理緒お姉様と私はとても大切に本当の姉妹のように育てられました。
そんなある日私達の王国に危機がやって来ました。「あなただけでも逃げて!!お母様とお姉様は大丈夫よ」お母様はそれだけを言って私をカプセルのような物にいれ日本と言う国に逃がしてくれました……………』
ピピピピピ(目覚まし音)
「んーまだ眠いよー…あっー!?遅刻!!もー」
ダッダッダッ(階段を降りる音)
「なんで起こしてくんないのー?」
「どーせまた作り話でも考えてたんでしょ!なら起こさない方がいいと思って」
「あれは夢で本当に起きた事を書いてるだけ!!」「ハイハイ!早く行かないと遅刻するわよ」
「ちょっと!何か忘れてない?」
「何かって?」
「えっ!?忘れたの!?」
「嘘よ♪15歳の誕生日おめでとう♪」
「お母さん…ありがとう!!」
「ほらっ遅刻するわよ!」
「うっうん!行ってきまーす!」
覚えててくれたんだ私はそんな事を思いながら登校した。(バサッバサッ)
「何の音?」
「探したぞ?プリンセス!一緒に来てもらおうか