恋心・・第8話「出会い」

ナツキ  2006-09-12投稿
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土日を挟み月曜日に学校に向かった。


「葉月おっはよ♪」
「穂茅っ♪」

葉月は穂茅を見ると走りよって来て、穂茅に抱きついた。

「もう風邪大丈夫なん??」
「お騒がせしました!!完治です♪」
「よかったぁ〜♪」

葉月は本当に嬉しそうにニコニコと笑った。


葉月の後ろを見ると、良太が友達と話ながら歩いて来た。

「良太!!」
「!!??・・穂茅!!」
「おはよ!!のど飴ありがとうな♪」
「あっ!!おぉ!!」
「今日部活やろ??頑張りや♪」
「任せろ!!」

良太に手を振り、良太は自分のクラスへと入って行った。

「あっ!!穂茅今日学校終わった後ヒマ??」
「うんヒマやで」
「実はぁたし・・」

葉月は下を向いたまま恥ずかしそうにしていた。

「ん??何さぁ〜??♪」
「実はぁたし彼氏が出来てん♪」
「えっ!??ホンマに!??」
「うん♪・・ずっと片想いしてた他高の人いたやん??」
「うん、うん」
「葉月が風邪で休んだ日に告られてん♪」
「よかったやん♪」

穂茅は葉月を抱き締めた。

「ありがとう♪それで、穂茅の話しててぁたしの親友なら会ってみたいって言わはってん♪」
「全然OKやで」
「よかった♪じゃあ今日学校の後に、そこのコンビニで待ち合わせやし行こな♪」
「うん、分かった」

穂茅は葉月が片想いの時を見てきていたから自分の事のように嬉しかった。

(早く学校終らへんかなぁ〜??葉月の好きな人見たこと無かったし楽しみ♪)



授業が全て終わり、穂茅は葉月と一緒にコンビニへと向かった。

「葉月!!」
「弘ちゃん♪」

後ろから呼ばれて2人は振り返った。そこには同じぐらいの年の私服の男の子が2人立っていた。

「葉月俺も親友連れて来たけどよかった??」
「全然OKやで♪葉月この人がぁたしの彼氏です♪」
「高山 弘毅(タカヤマ ヒロキ)です♪よろしく」

葉月は少し照れながら、少し明るい茶髪の可愛い系の男の子の手を握った。弘毅は明るい笑顔で自己紹介をした。

「んで、この子がぁたしの親友の斎藤 穂茅ちゃんです♪」
「穂茅ですよろしく♪」
「珍しい名前やな〜」
「よく言われる」
「あっ!!こいつは俺の親友の山下 千秋(ヤマシタ チアキ)」
「あっ!!ども」

千秋は金髪にツリ目で、ピアスがいっぱい開いていて、かなり見た目はヤンキーだった。

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