さくら前線 3 〜苦手〜

うるは 2011-06-25投稿
閲覧数[300] 良い投票[0] 悪い投票[0]

なんだかんだ言いつつお化け屋敷についてしまった。お化け屋敷の注意書にはこう書かれていた。
≪世界でもベスト5に入る激コワお化け屋敷。心臓の弱い方は他のアトラクションをお楽しみください≫
激コワだよ!?世界でもベスト5に入るんだよ?この中にはいれだと?
無理だよ無理!無理に決まっている!!

隼人 「…行くぞ」
…何言ってるの?
そのピアスむしり取ってやろうか?

ミノル 「早くっ!どんどん混んでくるよ!」
手招きしている…本当に怖くないの?
友美も芽衣も太一くんも入り口に進んでいく。

ミノル 「桜ちゃんも早くっ!」
ミノルくんに手を引かれお化け屋敷の中へ…。


暗い……何も見えない…
ミノル 「これがベスト5に入るの?」
ミノルくんはつまらなさそうだよ…私、暗いのとか苦手なんだよ…
様々なお化け役の人達と会いそのたびに声にならないほどの怖さを感じる。
……ヒタァ。何かが私の足を掴んだ。恐る恐る見てみると…
そこにはライトに照らされた青白い手が私の足を掴んでいた。

桜 「うぎゃぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!」
私が叫んだ瞬間にみんなが一斉にこっちを向いた。足を掴んだお化け役のの人はかなりびっくりしたようだ。でも絶対に私のほうが数倍びっくりしている。
気がついたら友美と芽衣の手を掴んで全力で走っていた。
『出口』の看板が見え私達は出口を出た。

桜 「怖かったぁ〜 友美と芽衣は大丈夫だった?」
繋いでた手の方を見る。
隼人 「あぁ?」
息を切らしながら低い声で唸る。
そこにはご立腹中の隼人くんがいた…

桜 「なっ…なんで隼人くんが?」
そして逆の方の手を見てみるとそこには……
お化けのカツラがあった
そのまま私は気を失ったー…。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「うるは」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
激カワスパッツで手軽
にシェイプアップを♪


▲ページトップ