まず最初に、スヨンがオノを振りかざしてきた。
ゼガは間一髪避けることが出来たが、よろけてしまう。
「オノのスピードが…速い。」
「オノ使いを遅いと思われたら…困るんだけど。」
スヨンは今度、守りの態勢に入り、かかってこいと、ゼガを挑発してきた。
ゼガは
「うおおお!」
とベタな声を出し、スヨンに攻撃した。
金属音が森中にこだまする。
「凄いパワー…。」
スヨンは、なんとか振り切った。
「どうだ?」
ゼガはスヨンに自慢げに語った。
「どうやら、伊達じゃないみたいね…。」
「そっちもな。」
ゼガは、スヨンを立たせて、こう言った。
「一緒に…旅しないか?海の向こうでは、また新たな戦乱が始まろうとしている…。それを止めるんだ。」
スヨンは、頷いた。
「よし!じゃあウ○コ山を越えよう!」
ゼガとスヨンは、ウ○コ山をめざして歩いていった。
その道中、ゼガはスヨンに一つの質問をした。