鈍い光が
私の視界に入ったの
会話のまま
笑ったけど
目をそらすだけで
精一杯だった
貴方の 薬指に
想われ人と繋がっている
銀色の光が
私を弾いた
私を跳ね返した
貴方は優しい
でも きっと
彼女には
もっと優しい
私の気持ちを
知らない貴方は
また 明日
笑いかけてくれる
私は……
うまく笑えるかな……