予定ではもう着いてもいい時間だった… こんな荒れた海は生まれて初めてだった。 まるで島が俺たちを拒んでいるように思える この船に乗っている怪しげな三人組。一人の男は東雲と言うらしいさっき、親父(船長)に文句をつけていたヤツだ。 片手に銃を持っている男は親父に近寄って何かを話している。親父の顔が険しくなる…嵐の音で何を言っているか聞き取れないが…親父の顔からしてただ事では無いだろう。 もう一人は帽子を深くがぶって、言葉をはっする事も身動きすら取らない。
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