仮免許と仲間の風景2

あさがお 2011-07-13投稿
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いかした走り屋の仲間の車に挟まれ私達は夜中の横浜の山下公園に到着しました。

公園の目の前の道路に3台で横付けして女の子を待ちます。

しばらくすると4人組が前方より接近!

助手席に座っていた同じバンドのメンバーのマーズが声をかける。

ね〜 一緒に遊ぶべ〜よ!どっか行くべ!

彼女達の第一声

つ〜か仮免じゃん!

彼女達 失笑。。。



テンション下がりまくり。

気分は限りなく透明に近いブルー。。。

結局ナンパはやめる事にして どうするべ〜かと途方に暮れてたら先頭を走ってた やはりバンドの仲間のナウが

追浜にゼロヨン見に行くべ

この一言で決定。

みんな走り屋系の車だし問題ね〜べとマーズが言うが私の車は親のシルビアとはいえ仮免。。。

しかも仮免許練習中の札付き。。。

まあ なんとかなるかと皆で追浜に向かいました。

今じゃ考えられないが当時は夜中に公道でレースは当たり前で、追浜という所も工業地帯で祭りでもないのにテキ屋が出る盛上りでした。

そんなハイテンションな走り屋達がいる中に我々もギャラリーのつもりで入って行ったら既に盛り上ってるギャラリーが悪魔の一言を叫びました。

あいつ仮免で参加するぞ〜!

その他のギャラリー

マジかよ!どんなにすげ〜シルビヤよ!

私の魂の一言

違います!ギャラリーです!

そんなこんなでようやく車を停め的屋でビールとイカ焼きを買ってレースを見ていました。

しかし

そんなタイミングでギャラリーが叫びました。

警察だ〜!逃げんべ〜よ!

50台位いた走り屋達は一斉に散り始め、私達もなんとか脱出!

とんでもない日でした。

仮免の練習だけと思っていたのに。。。

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