第二十二話 異世界のスーパーマーケット其の壹
清美等『飛んでも世界』の面々はあるスーパーマーケットに入った。
「真美によると、変わったスーパーマーケットとか?」
由理香は辺りを見回すも特に変わった所は無い。
「何が変わっているか真美に聞かなかったの?」
清美が由理香に尋ねる。
「聞こうとしたら神明様にマウルと共に拐われて行って・・・」
由理香の今の言葉に皆凍りついた。
「し、神明様が拐って行った!」
皆思った。
このスーパーマーケットはやばい所。
真美は口封じの為に神明に拐われた。
六人は店から出ようとしたが、目の前に神明自身が現れた。
「し、神明様!」
「落ち着け、飛んでも世界の面々」
「まあ、あんなナレーションの後じゃ無理でしょう」
神明の後ろか女性が一人現れた。
「久しぶりね六人共」
「ゑ?どちら様で?」
女性は盛大に転けた。
「なな、私よ!三木原美雪(みきはらみゆき)明、麻以の従姉の!」
「美雪姉さん、この子等は千年前の時代の方なので、知らないよ・・・・・」
「ぬあんですとをー!千年前の方!」
改めて説明すると、彼女三木原美雪は本作から千年後の世界『綾香奮闘記』のキャラクターで、その時代の明、志乃、綾香、麻以、灰元姉妹等の従姉である。
今回は本編に先駆け本作に登場である。
「千年後の世界の人を今の時代に連れて来る何て反則です」
進美が神明に言った。
「この世界は色々とややこしくてな・・・」
文字の都合で、次回。
第二十三話に続く。