あの頃の僕といえば 本当に未熟で
昔を思い出す度 恥ずかしくなって
アルバムの中 ふと見つけた写真
バカ面ぶらさげて 楽しそうに笑ってる
あの日の失敗も あの日の憂鬱も
今の僕に ちゃんと繋がってるかな
あの頃の僕に 何か言えたら
何かが変わっていたのかな なんて
ありもしないことを考えては
現実に追われ 今を生きていく
この頃の僕といえば 何かを失って
失くした大切な物にも気付かないで
人混みの中 渦巻く焦燥感
偽りぶらさげて 誰にでも笑ってる
今日という日を 今日過ごした時間を
未来の僕は 忘れてしまうんだろうな
この頃の僕は 何を言われても
嘘笑い 愛想笑いばかりで
作り物の笑顔をばら撒いては
現実に呑まれ 闇を生きていく
あんなに綺麗だった景色が
淀んで 霞んで 見えなくなって
目を閉じたその先に映る何かを
今はただ 信じる事しか出来なくて
僕の時間は あの日から止まったまま
アルバムの中で いつまでも笑ってる
あの頃の僕のままで
いられたらよかったのかな なんて
別に何も変わっちゃいないのに
今は今でしかなくて
僕は僕でしかないから
今日は今日の僕で今日を生きていく