1週間後…
また俺達の帰り道の途中に落書きがある。
明日の夜9時にこの前の場所に来る様に…
「やっとか…」
次の日になり皆に確認した。
沙耶はただ1人の女の子と言うことで俺達は来ない様に言い聞かした。
なぜなら相手は何人いるかわからないからもしかしたら俺達をボコボコにして沙耶を無理矢理するかもしれない。
万が一に備えて俺達も金目の物を持って行かないようにした。
9時になり学校に向かう。
そこには6人が先に来て俺たちを待っていた。
「やぁ…よくきたね。
あれ…?この前の女の子はどうしたの?」
「もしもの事を考えて離れた所でこっちを見ています。」
まったくの嘘だが先輩達は信じてくれた。
「確かに用心しておいて間違いはないよね。
じゃ〜彼女には君達から説明しておいてくれ。
この前も言ったけど俺達はこの学校を裏側から盛り上げる為の組織なんだ…
その為には俺達が特別な存在でなくてはならない。
しかし特殊過ぎてもだめだ…
この意味わかるかな?」
剛「言いたい事はだいたい解ります。」
「それなら話は早い。じゃ〜明後日のこの時間に今時の中学生が普通に買いそうな物を千円程度で買ってきてくれないかな?
勿論千円は俺が出すよ。
はい…」
一同「はぁ…」
?
取り敢えず千円でなんか買ってくれば良いわけだ。
次の日に沙耶にもお金を渡して事情を説明し、なんかしらを買ってきてもらう事になった。
続く