隣に君がいない
週末の夜
ベッドに入って
「おやすみ」って
アタシ以外誰もいない部屋で
誰にも聞こえないくらい小さな声で呟いた
眠りにおちるまで
今夜はやたらと時間がかかる
窓にあたる雨粒の音
遠くを走る電車の音
アタシは
ひとりぼっちだ
そっか
ひとりぼっちなんだ
ここまでたどり着いたのに
やっと居場所を見つけたのに
こんなところで
何をしているのだろう
考えたくもないけど
『後悔』は認めたくないけど
なんだかすごく
泣けてくる