RIO-6

メシア 2011-08-01投稿
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もう学校なんて嫌だ。
確かに転校はしたかった。
でも自分で決めて中学受験して入学したから逃げたくはなかった。

「だって、李将。学校の話しないし、楽しそうじゃないから…」

お母さん、気づいていたか!

私は今までの事を全部話した。

お母さんはなるほどーって感じだ。

そのあと、将悟君がリストカットのところを消毒してくれた。

「俺、李将の通ってるとこ滑り止めなんだよなー東ー落ちたくないなー。」

「あ、さらに」

私と将悟君は何?って反応する。

「お隣の秀護君も東ー受けますー。」

秀護君はお隣の家で幼馴染みだ。

「そして…いとこの永輔君も東ー」

え、東ー高受ける人が多い。

「ちなみに、永輔君は受かったらうちに来ます。通うのが楽なので。」

東ーはここからあるって5分…っておい!何人預かるんだよ!

「とりあえず、二人ともお勉強ー!」

お母さんはお菓子を全部片付ける。

ははは…にぎやかになりそうだ…にぎやに。

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