学校に何のために来ているのか、俺は最近わからない。とりあえず偏差値の高い高校に来て、部活で結構得意な幅跳びやって…
はぁ…青春したいよー
恋したいよー。
階段を上る。
目の前には黒髪の女の子。校則を守ったスカートの長さ。
すると、行きなりその子が足を滑らした。
「ギャアアアアア!!」
えっ!?
そのまま俺にアタックして、階段のしたまで転げ落ちた。
気付くとその子は俺の上にいた。
その子は俺から降りた。
「ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
「あ〜大丈夫、多分、」いてぇな。バカやろ。階段から落ちるとか馬鹿か。
俺はその子の顔を見た。えっ!?超可愛いじゃん!?
「本当に大丈夫ですか、怪我とか、」
俺は立ち上がった。
「いえいえ、全然大丈夫ですか」
「あ、よかった。」
うわあああ、惚れた!
俺、この子に惚れた!
あ、名前聞かなきゃ!
「あの、俺は緑岡拓郎って言います。5組です。」
「私は3組の紫音。よろしくね。それじゃ。」
その子はまた階段を登っていった。
紫音ちゃんかぁ。階段から落ちるなんて、天然すぎる!!
可愛いなぁー。
俺の青春見つけたぞー!