高校に入学して.もう4ヶ月!学校にも慣れた。そんな俺は陸上部。走らないよ。投げる方。
「秀護く〜ん。」
気持ち悪いこえが聞こえる。後ろを向くと緑岡拓郎だ。同じ部活の仲良し。
「いつもにまして気持ちわりぃよ。」
「うふふ。僕嬉しくて。いいでしょ.秀護君。」
何があったんだか。一人称まで変えて。
「もう.僕は恋の病だ!」
「へ〜好きな人ができたの?」
拓郎は頷く。
「うふふ。3組の紫音ちゃん。秀護君同じクラスでしょ。」
李将かよ。
まぁ.あいつは可愛いのか?俺のタイプじゃないから分からんけど。
「うふふ、僕は紫音ちゃんと運命の出会いをしたんだ〜!」
テンション高いな。部活が終わって.片付けの時に拓郎はずっとその話をしていた。俺達が着替えようと部室に行こうとしたとき.丁度李将がグランドに来てた。
「あ〜紫音ちゃん!秀護.あれが紫音ちゃんだよ。ギター持ってるね〜♪」
李将は軽音部に入った。李将は俺のところに来た。
「秀護君、一緒に帰ろ。」
拓郎が俺を睨む。
「あ〜ちょっと待ってて。」
李将はうんと言って走っていった。
後ろから襟を引っ張られる。
「癸陵秀護。どういう事だ。」
拓郎の口調が変わった。