何で…何でだよぉ!!!
桜ノ牧将悟が来て、秀護と太田永輔じゃないか!!太田永輔って彼女いるらしいのに、何で紫音ちゃんの所に来るんだぁ!
「お待たせしましたー。」
店員が注文したものを持ってくる。
俺はメロンソーダ、紫音ちゃんはチョコレートケーキ、桜ノ牧将悟はココア、太田永輔はアイスコーヒー、秀護はチョコレートパフェ。
……………。
シラケる。
「李将ー一口ちょーだい。」
「いいよ〜。はい、あ〜ん。」
桜ノ牧将悟め!
紫音ちゃんのケーキ貰ってるし。
「李将ーほっぺにクリームついてるよー。」
桜ノ牧将悟はそう言って紫音ちゃんのほっぺたにキ…ス…。
ああああー!!!!
「テメェら、自宅でも公共の場の違いを考えろ!」
太田永輔が二人を叱る。
え、自宅でも!?
ああああー!!!!
キッスばっかりじゃないか!!
秀護に肩をつつかれる。
「ドンマイ。」
「ドンマイじゃないよぉー秀護、どうにかして。」
「無理だ。拓郎、諦めろ。学校でアタックだ!!」
桜ノ牧将悟はこっちを見てニヤリと笑う。
「李将ーココア飲む?」
「飲む〜。」
今度は間接キッス…………ああああ!!!!!