RIO-28【tension】

メシア 2011-08-08投稿
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俺と李将は帰宅。
楽しかったー♪
緑岡拓郎さえ、いなければ…。
やっぱり、なんか気に入らない!!
理由はないけど気に入らない!

「将悟く〜ん。私、先にお風呂入っていい?」

「んじゃ、一緒に入ろう!」

俺は李将に抱きつく。

「も〜馬鹿。」

「冗談、冗談。」

李将は膨れっ面して風呂場に行った。俺は自分の部屋へ。

「ただいま。」

永輔が帰ってきた。

「お帰り。」

永輔は彼女とデートしてきたのに表情が暗い。

「どうしたー永輔!?彼女とえんじょいしてきたんじゃないのかー?」

「何でもない…。」

そう言って、ベッドの上に寝っ転がる。
顔を下にして。
何かあったに違いない。
俺は永輔の肩をつついた。


「ほっといてくれ。」

「別れた?」

「違う。」

「喧嘩した?」

「違う。」

「んじゃー」

「ほっといてくれって言っただろ。」

永輔の声は普段とはちがく活気がない声だった。

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