永輔が遊んでくれないから俺は二段ベッドの上に寝っ転がる。ついでに扇風機をつける。
「あがったよ〜」
李将が報告に来た。
「永輔ーお前、先に風呂入れ。」
「んー。」
永輔のテンションは変わらない。そのまま風呂へ。
「ねぇねぇ、永輔君おかしいよ。元気ないよね。」
李将は俺の隣に座って扇風機で髪を乾かす。シャンプーのいい香りがする。
「だな。永輔壊れたな。」
「何でだろね〜。」
俺は李将の服装が気になった。ボディラインがくっきりとわかるTシャツに下着を着けていないのだ!!しかも白いTシャツで透けてる。
「李将。」
「何〜?」
「やらしいよ。」
「何が〜?」
「ボディラインが、てか透け透け。」
李将は膨れっ面した。
「将悟君のエッチ、バカ。」
「怒んなよー李将。」
俺は後ろから李将に抱きつく。
「ホントに永輔君どうしたんだろう?」
またその話か。永輔に無理矢理でも喋らすか。
「俺も風呂入ろう。」
俺はベッドから飛び降りた。
「え〜二人ではいるの?」
「うん、李将も入る?」
「もう〜将悟君嫌い。」
李将はそう言って俺に蹴りを入れる。
「冗談だってば!!」
俺は風呂場に行った。