RIO-31【bath time】

メシア 2011-08-09投稿
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永輔はボーッとしている。

「永輔と風呂入ってもつまんなーい。」

反応なし。
いつもなら怒鳴る癖に。

「何があったんだー!」

俺はお湯をバシャバシャやる。

「………………しい。」

「やっと反応したよ。んで、なんつったの?」

「…羨ましい。」

永輔は俺をジーっと見る。

「何がだよ。」

「…お前の体つきが羨ましい。」

……は?

「何で?」

「カッコいいから。」

永輔はお湯に顔をつけてブクブクいってる。

「何それ、それでテンション低かったの?」

永輔が顔をあげる。

「それが理由じゃないけどさ、俺ってかっこよくないじゃん。」

「そうだね。」

ヤベェ、即答しちった!!

「即答する事ないだろ!!」

「ごめん、思わず。」

「嫌いだ、お前なんか!!」

だんだん永輔が元に戻ってきた。怒らせて正解か?

「元気でた?」

「まぁ、少し。ありがと。」

「お礼なんていいよー」

実際の理由は聞けなかったけど、永輔が元気でたからいいか…!!




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