なんなんだよ…この女!!俺は頭痛いのに!!
「春姫ね、7組の佐竹春姫っていうの♪」
無視した。
「ねぇ〜無視しないでよぉ〜♪」
その女は俺の体を揺する。
「俺、病人なんだけど、寝かせてくんない?」
女は膨れっ面する。
「何なの、お前?」
「ねぇ、緑岡君ってカッコいいね♪」
話反らしてるし。
「拓ちゃんって呼んでいい?」
面どくせー女!
「勝手にすれば。」
「勝手にするね、拓ちゃん。」
女はいきなり俺の頬にキスした。もぉいいや。無視して寝よう。
「ねぇ〜無視しないでよぉ〜拓ちゃん〜!!女の子にちゅーされても無視、??」
「あのねぇ、」
俺は起き上がった。
「やっと反応した♪」
ちっ…わざとやってんのかよ、この女!!
そしたらいきなり抱きついてきた。
俺の顔は彼女の胸に押し付けられる。意外と、デかいな…。
この女が紫音ちゃんならな…でも、紫音ちゃんここまで乳がでかくないか。てか、俺は何を考えてるんだ!?
「拓ちゃん。」
ホントに何なんだろこの人…。
マジで困るよ。
「彼女、いるの?」
「いないけど。」
「じゃあ、いいよね♪」
え、何が?
その瞬間、佐竹春姫は俺の唇をうばった。