RIO-39【sentimental】

メシア 2011-08-10投稿
閲覧数[376] 良い投票[0] 悪い投票[0]

佐竹さんはおれのYシャツのボタンを外しておれの体を触る。

「や…やめろよ…。」

「いや。」

何なの?
佐竹春姫…じぶんが可愛いのに自信でもあるのか?

「やめろよっ!!」

俺は佐竹さんを突き飛ばした。

「やぁんっ!!」

彼女は床にしゃがみこんだ。

「あ、すいません。」

「大丈夫よ。春姫もやり過ぎたよね、ごめんね。」

自覚あんの?
いや、ないだろ。

「春姫を好きになった?」

「え〜と…」

答えようがない。
俺の心中の天秤に紫音ちゃんと佐竹さんが乗っている。それは釣り合っているようだ。
俺、どっちが好きなんだろう?

「メールちょうだい。」

佐竹さんは俺に紙を渡した。

「じゃあね、拓ちゃん。お大事に♪」

佐竹さんは保健室をでてった。お前のせいで寝れなかったのに。
同時に先生が入ってきた。


「緑岡君、調子どう?」

「心が痛いです。」

「あ、そう。」

俺、何を答えてんだ?
自分がわけわからない。

「教室に戻れ。」

変な回答をしたから、保健室を追い出された。
あぁ、頭いたい。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「メシア」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ