RIO-41【鷹博の意見】

メシア 2011-08-11投稿
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放課後…
俺は保健室での事を1人で悩みたくなかった。

「秀護ー!!」

後ろから頭をたたかれる。自転車に乗った鷹博だ。鷹博は市外から自転車で通っている。

「どうした?悩みか、恋の?」

「ある意味そうかも。」

鷹博はびっくりする。

「そうか、お前も恋したのか!」

「いや、俺じゃなくて。」

「違うのかよ。」

「あのさ、」

俺は保健室の事を鷹博に話した。


「何それ?わけわからないし。」

「保健室行ったらそうだったんだよ。」

鷹博はふーんって感じの反応だ。

「どう思う?」

「どうって…聞こえたの、声だけだろ?だったら何してたかはわからないから、肯定も否定もできないだろ。」

鷹博の言うとおりだ。

「そーゆうことだ。それじゃ、お先に。」

「じゃあな。」

鷹博は自転車で走って行った。

そして、俺は今日も李将と拓郎と帰る。
まぁ、気にしなければいいかな?
多分…。




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