「おーい、直紀ぃ!」
桜ノ牧に呼ばれる。
朝からうるさいな。
「何?」
「李将に会いたい?」
「うん。」
「ホントに?」
「うん。」
桜ノ牧はえ〜とか言ってるし。
「何だよ、その反応。」
「いや、なんとなく。」
何なんだよ…。
「李将に聞いてからね。」
「よろしく。」
「そんなに李将が好きなの?」
「うん。」
「マジで?」
「うん。」
さっきから何なんだ。
意味わからん。