全「ッッ!!」
開いた扉からは色黒な女性がでてきた。
女「あら。待ってたのよ。英雄の卵達。突然ごめんなさいね。私はアナーキスト。」
瑠「ちょっと待って。瑠魅達が英雄の卵ですって?馬鹿なこと言わないで。」
ア「まぁまぁそんなに熱くならないでお嬢ちゃん。ちゃんと説明するわ。だから中に入ってちょうだい。」
そう言われた私達はアナーキストの家に入った。そこにはなんだかわからないものがウジャウジャしていた。
そしてアナーキストは私達をイスに座らせて話を聞かせた。
ア「貴方達はね神に選ばれし者なの。そうね。今から100年以上前の話になる。神の世界オリンポスには神の涙という石があったの。それが何者かによって盗まれてしまったの。それは今まで追い続けられてきた。でもそれは人間でなければならなかった。そして今。貴方達が選ばれた。お願い。この世界を救ってちょうだい。貴方達にしかできないのよ。」
アナーキストは先程の冷静さを失っていた。謙「俺やるよ。」
瑠「しょうがない。いっちょ世界でも救いますか?」
全「もちろんッッ!!」
ア「ありがとう。」
そしてアナーキストは考えこんでからまた口を開いた。
ア「そうねぇ。その格好じゃ戦えないし、力もないわね。じゃあ謙太は炎の使者。瑠魅は天候の使者。壮次は大地の使者。淳之介は光の使者。友里嘉は水の使者。高明は闇の使者。」
そう言うと私達に呪文をかけた。すると服は動きやすく、体には石が埋め込まれていた。ア「貴方達には今それぞれの力を操ることができる。その石が光続ける限り。移動は外にシェイバーというバイクみたいな乗り物があるわ。それを使いなさい。」
壮「ちょっと待てよ。俺大地の使者なんて言われたってどうすりゃいいか知らねーよ。シェイバーだってわかんねぇし。」
ア「大丈夫。わかっていないと思ってても知っているハズよ。他のこともそうよ。さぁ早く!!時間がないわ。」
†おまけ†
言いそびれてしまいました。。この6人は幼なじみです。親同士が仲良しなんだそうですよ。。