久美「じゃあ、なんで…
なんで、殺したの…
なんで、アストラを…」
セリア「知らないわよ!
あの、クールで冷静で頭の良い、聖霊があの方に歯向かったからじゃない?
まあ、イケメンだからだねぇ〜し〜かも!封印しただけで、殺したって決めないで。」
久美「クク。ふ〜ん?
封印…かぁ…」
久美はセリアをちらちら見る。
セリア「な、なによ…
私を封印する気?
無駄……!?」
久美の後ろに人型をした薄い水色で、まるで遊戯王ゼ〇ル(知らない人はいいです)のアス〇ラル。
セリア「な、なんで!?
なんで、アストラが!!
封印されたはず…!」
久美はふふふと笑ってアストラに言った。
久美「ねぇ、アストラ!
アストラの封印をセリアに移して。」
アストラ「ああ。分かった。
封印された仕返しだ…!」
アストラはセリアに魔動陣向けた。
セリアはおどおどして、アストラに
セリア「ち、ちょっと待って!」
アストラ「待たない…」
アストラの放った魔動陣は、セリアを貫いた。
セリア「キャー!レイド……様!レイド……様!助けて!
言ったじゃない!仲間になればどんな苦しみからも救ってやるって!
騙された!許さない!許さない!」
セリアは黒い闇に吸い込まれた。