ウ○コ山も、山頂に差し掛かってきた。
「ナギサタウン…あんなに小さくなった。」
ゼガは感動しているようだ。
「ウ○コの神様…ここら辺で出るって…。」
すると、辺り一面に霧が立ちこめた。
「ま、まさかぁ…。」
2人の勘は当たった。
ファンタジー漫画では有り得ない、小説だからこそ可能な、ウ○コの神様登場なのだ。漫画だったらまず編集部に、
「こいつは何考えてる」などと一蹴されても文句は言えないだろう。
体中ウ○コまみれの、おっさん。これがウ○コの神様。…ん?よく見たら…?
「パオルさん?」
ゼガは顔を覆った。驚きを越えて、逆に怖かった。
「えっ…うそ…パオルじいさん?」
スヨンも同じ町なので、知っているようだ。
「隠していてすまない…わしはウ○コの神様じゃ。先回りするのもウ○コにまみれるのも大変だった…。一睡もせずこの老体にムチ打ってここまで来たから…。」
もう、神じゃねぇじゃん。単なるおっさんやないか。あっ、ウ○コまみれの。
しかも何で俺関西弁になっとんねん。ファンタジーの世界に関西地方自体あらへんやろ。
ゼガは心の中がこんな状態になっていた。
「どうじゃ?先回りして2人の事を待ったんじゃぞ?ほれ、私を仲間にしたいと思わぬか?」
うわっ、急に仲間交渉。ゼガはもちろん、
ここでクイズ!ゼガはなんと答えたでしょうか!コメントしてね。