さくら前線 28 〜微笑む天使〜

うるは 2011-08-23投稿
閲覧数[353] 良い投票[0] 悪い投票[0]

桜 「隼人以外好きになれないよ…」

隼人 「…」

桜 「隼人は…姫歌ちゃんの事どう思ってるの?」

隼人 「別にどうとも思ってねぇよ」

桜 「好きじゃ…ないんだよね?」

隼人 「当たり前だろ?」

桜 「そっか…よかった」

隼人 「お前…ずっと俺がアイツの事好きだと思ってたわけ?」

桜 「…少しだけね」

隼人 「それで嫉妬してたのか?」

桜 「…うん」
すると隼人は私の両のほっぺたをつまんでつねる。

桜 「い…痛いよ…」

隼人 「俺も桜以外好きになれねぇ」
そして隼人が私の額にキスをした。

隼人 「俺以外の男に色目使うなよ?」

桜 「うん!」



放課後。

隼人 「俺、今から病院行くんだけど桜もくるか?」
桜 「うん行く」



桜 「ところで病院に行って何するの?」

隼人 「薬もらうんだよ」

桜 「へぇ〜」
すると私の鞄の中から携帯が鳴った。

桜 「電話だ」

隼人 「そうか。じゃあ先に緒方のところに行ってんな」

桜 「うん」
携帯を開くとそこには

桜 「非通知…?」
と書いてあった。
その電話にでようと通話ボタンを押そうとしたとき

姫歌 「あっれ〜もしかして桜ちゃん?」
聞きたくない声が聞こえた。

姫歌 「なんでここにいんの?」

桜 「…隼人のつきそいで」
姫歌 「えっ!! 隼人ここにいんの!?」
なんで呼び捨てで呼んでんの?

姫歌 「後で姫歌も会いに行こ〜♪」

桜 「…」

姫歌 「それとね桜ちゃんに聞きたいことがあるのっ」

桜 「……何?」

姫歌 「なんで隼人入院してたの?」

桜 「交通事故にあったから…」

姫歌 「そうなのっ!? なんで〜?」

桜 「…私が事故にあいそうなところをかばってくれたの」

姫歌 「……ふぅ〜ん」

桜 「…それがどうしたの?」

姫歌 「えっとね、桜ちゃんは隼人と付き合ってちゃダメだな〜って思ってね♪」

天使は悪魔のような意地悪な笑みを私に向けたー…。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「うるは」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
激安耳つぼジュエリー
簡単貼るDiet


▲ページトップ