貴博『あぁ…疲れた…』
自宅のベッドに寝転がる。
あの後全員ぶち倒して家に帰って来た訳だ。
貴博『そうだ、叶呼どうしたかな…』
頬ぶたれてたからな…。
あんまり落ち込んでなきゃいいが…。
貴博『まぁ元は叶呼のせいで、その元を辿れば俺のせいだ』
どっちもどっちだな。
てか俺ぶつぶつうるせぇなぁ。
明日また遊びに誘おうかな…いや、二日連続だとさすがにウザいかなぁ…。
今日の事もあるし、明日遊びに誘うのは止しとこうかな。
貴博『…明日何しようか…』
勉強は論外。
スポーツなんてガラじゃないし…。
…彼女と遊ぶか。
………。
悲しいな。
起き上がり椅子に座る。
そしてポケットからパイプを取り出す。
慣れた手つきでクサを詰めて火をつける。
貴博『すぅ…ふぅ…』
まぁ明日の事なんて明日考えりゃいいや。
チュンチュン…。
『カモ鍋にしてくださいでチュン』
スズメには無理な相談だ。
今日も小鳥の囀りで目が覚める。
貴博『ふぁ…』
さて、今日は何をしようかな。