白馬は寮に戻ると真っ先に久美の寝室に向かって、カーテンをシャッ!と開けた。
久美は眠たい目をこすりながら白馬を見た。
クー「ふぁぁ…
どうしたの…?ハク?」
ハク「クー。私達、エクスペリアに行った?」
久美はきょとんとした顔で言った。
クー「エクスペリア?なんでそんなとこ行くの?
だって、ずっと私達と一緒に学校に居たじゃん?
寝てたから寝ぼけてるの?
早く寝よ。」
と、言うなり久美はカーテンを閉め、寝た。
白馬はため息をつきながら、自分の寝室に戻り、眠りについた。
その頃、闇の館と呼ばれる町はずれにある所で話し声が聞こえた。
?????「リーナ。セリアがやられた。
今からお前がセスタだ。
久美を…あいつを…私の妹を…連れてくるのだ。
期待している…」
リーナ「はい。かしこまりました。」
バタン!
扉が閉まるとリーナは笑った。
リーナ「やったわ。フフフ。
クリスタル・レノリーナ(二人の姫と空の英雄にでてくるクリスタルです)の血をひく私が負ける訳ないもの。
絶対にブレークの座についてみせるわ!
見てなさい!ハリベル!」