MINK  2006-09-13投稿
閲覧数[326] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ふと、後ろを振り返ってみた。
私たちが共に歩んできた道がそこにはあった。
ふと、隣を見たら君がいた。
でも、今日でもうおしまいだね。
この手を離す日がきたみたい。
君が笑わなくなったのは、私のせいなのかな。
君が心から笑っていたい相手は私じゃないみたい。
君はただ俯いて。

「君のせいじゃない」

そう言って、涙を流して謝ったね。
そんな事を望んではいなかったのに。
私はただ、頷いて、涙を堪えて。

「気にしないで」

ってそう言うのに、必死だった。
私たちの歩いてきた道は、無駄だったのかな。
君は、後悔をしているのかな。
私と歩いてきた道を。
上手に君の行く道を照らしてあげれなくてごめんね。
君を苦しませてしまってごめんね。
ただ、好きと言うそれだけだったんだ。
それだけで私は幸せだったんだ。
ありがとう。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 MINK 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ