なぜか、気がつくと知らない所にいた。
「気がつきましたか?」
私の顔を覗き込むように綺麗な顔をした男の人がいた。
「あなた、誰?」
私はそう尋ねる。
男の人は微笑んで言った。
ミヤ「天使局長のミヤでございます。
ラア様。大天使マリナ様がお呼びですので、最上階の大天使の間にご案内します。」
ラア「ちょっと待って!
天使!?なにを言っているの!?
天使なんかいるわけないじゃん。」
ミヤは驚いたような顔をした。
まるで、私が天使みたいな顔をして。
ミヤ「ラア様…まさか、忘れていらっしゃるのですか?
あなた様は大天使マリナ様…神の次に偉い方の娘でございます。」
は?