表の顔はお嬢様!裏の顔は…?1

ひびりん 2011-09-05投稿
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先生1「今日から一緒に勉強する拓也だ。
皆、仲良くするんだぞ。」


拓也「海老名拓也。よろしく。」

ヒソヒソ。

女子1「なんか感じ悪〜い。
だけど、ツンデレなのかな。
カッコイイ。」

女子2「ああ。そうだね。
あの子狙っちゃおうかな。」


あ〜あ。また同じだ。
まったく、うぜー。


先生1「席はな…
そうだ!雅の隣だ!
彼女は生徒会長だから、色々教えてもらうといいぞ。
じゃあ、授業を始める。」


あら。こちらに向かってくるのは転校生かしら。

拓也は雅の隣にドカッと座る。

雅「初めまして。
私、西園寺雅と申します。
仲良くしましょうね。」


拓也はめんどくさそうに

拓也「ああ。よろしく。
てかさ〜お前ってお嬢様?」

拓也の問いに雅はコクんと頷く。


雅「ええ。私は西園寺大統領の孫で、ローマ法王のひ孫ですわ。」

拓也はビクッとして

拓也「だ、大統領の孫…
ローマ法王のひ孫…
どんだけなんだよ!」

先生1「授業終わり!」

拓也「へ?聞いてなかった。」

そんな拓也に雅はクスッと笑った。
雅「拓也さんて面白い方ですね。
では、私は生徒会室に行きますので。
なにか困った事があるなら、いつでも、来て下さいね。
あなたの態度しだいで、生徒会に入ること
も考えてあげますわ。
では、ご機嫌よう。」

そう言うなり雅は生徒室に消えていった。

拓也「西園寺雅って面白い奴。
ん?な!
おい!西園寺!危ない!」

続く

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