「…えっ、売り切れ?」 「ええ…、スプリングス・アートは人気だから予約分だけでいっぱいなのよ…。」 …普通の会話・・・。でも、この後大変なことになろうとは私は夢にも思っていなかった・・・。 あ〜あ、受験も終わって心置きなく遊べると思ったのに・・・。 「あの〜、これ」 「えっ?これ・・・。」
「僕、予約限定のグッズ目当てで2つ買ったから。」 ・・・思えば、この時から・・・私のこおりついた時がとけはじめていたのかもしれない・・・。