最強×最高 婦恋奴!‐フレンド‐<6>

黒魔法 天使 2011-09-19投稿
閲覧数[461] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「ウマーーーッ!!!」

クレープを食べて、第一声を出したのは、朋美だった。

「ホントだ!!」

「美味しいですね。」

クレープを食べながら、いろんな話をした。

内容は結構くだらない事だったけど、今の私にとっては涙が出るほど楽しかった。

「……でさぁ〜、もうやんなっちゃうっ!
…て、いうかさぁ…」

「ん〜…何?」

「由佳の後ろにいる人…誰??」

「え…?」

私は後ろを向いた。


  ガタッ

「な…!!!」

私は思わず座っていた椅子を倒してしまった。

       ・・
だって、後ろにあのミオが立っていたから。

「ななな、なんでここに…!?」

「ご主人様のお帰りが遅かったので、お迎えに…」

「「ご、ご主人様!?」」
ああぁぁぁっ!!二人とも超引いてる!?


「あ、あのね…違うの!
えぇっと…」

(ここでミオが夢見屋で買ったアンドロイドなんて言ったら…

『はあ!?夢見屋ぁ!?アンドロイドぉ!?
何言ってんの?』

『由佳ちゃん…病院へ行きましょう!』

……ダ、ダメだ!そんな事言ったら私が変な人だと思われてしまう…!!

こうなったら…)

「こ…この人、ウチに居候しているミオさん…」

うんっ!嘘は言ってないよね?  一応、居候…

「イソウロウ…?
私は由佳様のメイド、もごっ…」

私は慌ててミオの口を手で塞いだ。

「えっと、ミオさんはメイド喫茶で働いているんですよねぇ〜!」

「今は話を合わせて!」

私はミオに小声で命令する。

「ミオさんはウチらより一つ年上でミオさんもお金で困ってて、倒れてたトコを私が助けて…一緒に住んでいると言うか…」

わあぁぁぁっ!!なんかどんどん話が大事に〜!(パニクり中)

どうしよう…バレるんじゃ…?

「ふぅ〜ん…だからメイド服なのか…」

「大変なんですねぇ…」

セーフッ!!
二人とも信じてる!

「じゃ、じゃあ…ウチらはこれで…」

「うん、じゃあねっ!」

「また明日!」


「何とかごまかせたね…」

「あの、今の方々は…?」

「あ〜、朋美と百花。私の友達だよ。」


「友達…」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「黒魔法 天使」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ