「お呼びでしょうか。」
イルと呼ばれた者が言う。
「なんか用があるの〜?」
レルと呼ばれ者がイルの肩に手をのせて言う。
ラーミア「お前達にラアを捜してパートナーになってもらう。
ラアは願いを叶える能力を持っている。
イル、霊圧(力)を空間に取り込み空間の時間を操って霊圧…攻撃を再現するすごい力だ。
レルは魅了の能力。女を簡単に操れる。
二人でラアを捜しパートナーになるのだ。」
イルは黒い翼を開き
「かしこまりました。
ラア様をただち捜します。
レル、行きますよ。」
レルはイルを追いかけて天使界に行った。
一方天使界ではラアが翼に悪口を言われていた。
「あのな〜。
なんでそんなにトロいんだよ!
簡単に捕まえるなんてそれでもマリナの子なのかよ!
呆れたぜ!
髪ボサボサ!キメェ!ちび!ダセェ!スカートなげぇ!」
ラア「あわわわ。
あ、あの〜?
あなたのお名前は?」
「……そんなもんねぇ……
翼なんて主の区別さえありゃあどうでもいーんだ…
まるで物扱いだ…!クソッ!」
ラアは少し考えると翼に言った。
ラア「ニコ。
ニコはどうかなぁ?」