(この前の作品は１ではなく３です。間違えてしまい、すいません。)
屋上にいる龍と、しょーたを見つけ、駆け寄った。
美緒「龍ーっ、しょーたぁっ！」
龍輝「お、来た…」
翔太「早く食べよ！俺腹減った！」
美緒「うんっ！あ、絵梨香は…お弁当？」
絵梨香「そーだよっ」
龍輝「…あれ、友達？」
美緒「あ、うん！そうだよっ」
絵梨香「は、は、はじめまして…高橋絵梨香です」
絵梨香、緊張してるー…
そんな緊張しなくても…
龍輝「ん、どーも」
…龍……無愛想だぁー
いつもはよく笑うのに…
翔太「えー、高橋もいんのかよー」
絵梨香「うざー！いいじゃん、私だってあんた嫌いだし〜！」
美緒「まあまあ〜仲良くしよっ？はい、食べていいよー」
龍輝「おっ、うまそーだなっ！」
翔太「わーい！」
美緒「いただきまーす」
絵梨香は私が作った卵焼きを頬張りながら龍に話かけた。
絵梨香「…あのっ」
龍輝「…ん？」
絵梨香「…か、彼女はいますか……？」
龍輝「いないけど」
絵梨香「わっ、よかったー…じゃなくて！好きなタイプはなんですか？…」
龍輝「んー、笑顔が可愛い奴」
絵梨香「そうなんだぁ…あははは〜」
…絵梨香、無理に笑顔作らなくても……
翔太「うんめー」
美緒「ほんとっ？よかっ…」
「ちょっと」
？？……
声がして振り返ると茶髪の女子生徒が立っていた。
美緒「…？えと、何？」
女子生徒「あんたに用ないし！…１年のガキが！」
な！
なに、この人……
絵梨香「その言い方はないでしょ？おばさん！」
ええ！？
絵梨香ぁ！？
女子生徒「はぁ？…うるせーよ、ブス！」
絵梨香「…おばさんに言われたくないなー、化粧厚塗りしてんじゃねーよ！」
美緒「ちょっと、絵梨香…やめなよ…」
翔太「女ってこえー…」
なんかエスカレートして来てる…気が…
女子生徒「うるせぇよ！龍輝くぅーん、話が…」
龍輝「うるせぇよ」
美緒「………」
絵梨香「………」
翔太「………」
……沈黙。
女子生徒「へっ？！あたしに言ったんじゃないよねっ？！」
龍輝「…いや、あんただから」
美緒「ちょ、龍っ…」
女子生徒「…ひ…どぃ」
女子生徒は、涙を浮かべた。
龍輝「…食事の邪魔すんなよ」
女子生徒「うわーん！！！」
女子生徒は泣いて、屋上を出てった。
美緒「…龍〜、あれはひどいよぉ？」
龍輝「そーか？…普通だろ、こんくらい」
………冷たいなぁー。
キーンコーンカーンコーン……
美緒「あ、授業始まるね！絵梨香、行こっ」
絵梨香「…うん！またね〜龍輝先輩っ」
龍輝「ん。」
私達は屋上を出たーー
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