ーーグラウンド。
コーチ「はい!今日はここまでー!!」
翔太「終わったぁ!」
美緒「あはっ、汗すごいよー?…はい!タオルっ」
翔太「サンキュ!」
龍輝「…あちー」
翔太「あ!やべ!!…俺今日さ、再テストなんだった!!」
美緒「…再テスト?」
翔太「うん、小テストの再テスト…」
美緒「そっかー…じゃあ待ってるね?」
龍輝「俺は帰る」
美緒「えー?ひどー」
翔太「龍輝、なんか用事あんの?」
龍輝「…ん、新しいスパイク見てくる」
美緒「…わかった〜じゃ、私だけしょーた待ってるよっ」
翔太「ありがと、美緒!!」
美緒「うんっ」
ーーー部室。
私はしょーたを部室で待つことにした。
美緒「…ふー…」
ガチャッ
その時、部室のドアが開いた。
しょーたっ?
美緒「あ、しょー…」
??「おっと?…」
………しょーたじゃない…。
??「あ、美緒チャンじゃーん!」
美緒「…陸波くん?…」
転入生のチャラ男……。
陸波「お!…名前覚えててくれたんじゃんー!あんがとっ」
美緒「…そりゃ、覚えてるよ〜今日の話だしね」
陸波「そか!そだね!つーか恋華と仲良くなったんしょ?」
美緒「うん、恋華ちゃん可愛いよねー」
陸波「そ?…美緒チャンのが可愛いよ…?」
…
いやいや、それはないない!!
美緒「そんな訳ないでしょ〜」
陸波「…いや、可愛い」
その瞬間…
陸波くんはストレッチに使うマットの上に私を押し倒した。
美緒「わっ…」
陸波「わって!美緒チャンかーわいー」
陸波くんは私のお腹の上に乗っかってきた。
美緒「ちょっ…やめてよ…」
陸波「…静かに〜」
そう言うと陸波くんは大きな手で私の口を塞いだ。
美緒「んぅっ!?…」
誰かーー!!