「私、スヨン。戦いの世を沈めるために、ゼガと一緒に旅してるの。よろしく。」
「よろしく!」
こうして、アスターが大陸まで送っていってくれるということだ。
今日はもう遅いので、アスターの家に泊まっていくことにした。
「今日は、ゆっくりしていけよ!」
「…サンキュー。」
ゼガも、アスターの暑苦しさに慣れてきた。(読者のみなさんは慣れた?)
「夜は、俺の町で獲れた魚、御馳走してやるよ。」
するとスヨンが、
「アスターくんって、料理作れるの?」
「あぁ。女子みたいに、丁寧に作れないけどさ。」
「へー、アスターくん料理作れるんだー。なんか、かっこいい〜。」
すると、アスターはデレデレして、
「そうか?嬉しいね〜スヨンちゃん!俺頑張っちゃおうかなあ!」
…言われなければ頑張らなかったのかよ。
1人、ゼガは突っ込みを心の中で入れつつ、2人の光景を見ていた。
なんだろう、胸の奥が、騒つく。
いやな騒つき、嫉妬?…ないない。
でも…これって…
俺は…
スヨンのことが…