あの日君と
手をつないで歩いた道
今は
ひとりぼっち
日も暮れてきたし
周りには誰もいないから
泣いても
恥ずかしくない状況だから
ずっと伏せてきた
君の最期の言葉を
思い出してみた
誰を 何を 責めたらいい?
飲み込めない気持ちを
どこにぶつけたらいい?
案の定
涙が溢れて止まらなくなったから
いっそのこと
思いきり泣いちゃおうと思って
君の匂いや
笑い声
怒った顔まで
思い出してみたよ
きっとない
空から君が降りてきて
「大丈夫だよ」って抱きしめてくれるようなことは
現実には
絶対あり得ないのだけれど
誰もいないよ?
内緒にしててあげる
約束するから
一度だけでいい
大好きだったそのあたたかい手の平で
アタシの頭を
ポンポンって して