茜「…ありえんっ!!ありえーんっっ!!!」
昂亮「うわ、声でけーなぁー」
今さっき、両親が実家に行った。
これから長い間、コイツと2人という訳だ。
茜「だってだってぇ!私達2人なんだよっ?!」
昂亮「…別にいいじゃんっ!」
そう言って昂亮はニカッと笑った。
茜「〜っ、いい訳ないでしょーが!!」
昂亮「まぁ、同棲だもんなー」
茜「っ!…んな訳ない!!同居っ!!ただの!!」
昂亮「あはは、わかってるよ!お前ウケる〜」
茜「ウケません!!」
昂亮「落ち着けよ〜、いいじゃん?兄妹なんだから仲良くしよっ?」
昂亮は優しい笑顔で私を見つめた。
…コイツ、意外とイケメンだなぁ…
茜「…わかったよぉ、もう…」
昂亮「やたっ♪よろしくなっ?」
茜「…でも、若い男女2人にしないよ!普通っ」
昂亮「ぶっ!…もしかして俺がお前を襲うとでも思ってんの?」
茜「〜っ!…思ってない…けどっ」
昂亮「大丈夫だよ、そんなことしねーからっ」
茜「当たり前です!!」
昂亮「お前には死んでも欲情しねーから!」
茜「なんかムカつくっ」
昂亮「ぶっ!お前ほんとウケる!…あ、じゃあ俺出かけて来るなー♪」
茜「ちょっ…」
昂亮「大丈夫〜、夜には帰る〜♪」
茜「わかった、夕飯作っとくから!」
昂亮「サンキュー♪」
地獄の同居生活開始!!